2024年5月18日

デッドニングを中心に快適な音楽を楽しめるようマイカーをカスタマイズしましょう!!

デッドニングの目的

1.ドアのサービス・ホールを塞ぐことにより、ひとつのエンクロージャーとし、スピーカーの背後から出る余分な音(逆位相)をシャットアウトする。
2.スピーカーから出る振動や車自体の振動によるノイズが遮断し、なるべくクリアな音にする。
3.これらの余計な音を吸収し、音そのものを汚さないようにし、スピーカー本体の性能を引き出す。

♦デッドニングに使う材料

主に鉄板の振動を防ぐ=「制振材」=ダイナマット、レジェトレックス(東京防音株式会社)
音の反射を防ぐ   =「吸音材」=吸音シート
音のモレを防ぐ   =「防音材」=鉛テープ、ブチルゴムテープ、ダイナマット
これらはカーショップなどでいろいろ売られていますのでぜひ一度見てください。

♦デッドニングの作業前準備

このHPを立ち上げた時にはすでに完成していたので、あまり写真がないですが、特にデリカ・スペースギアはサービス・ホールが多く穴も大きかったので、このデッドニング作業で感動的な音に生まれ変わりました!!
ここでは作業工程だけを記載しておきますが、HPで「デッドニング」で検索するとかなりヒットし、詳しく記載されています。

作業に入る前におそらく皆さんの一番のネックは、車の「内張り」を外す作業だと思います。「あんなもの外したことがない!」、「壊れたり故障したらどうしよう!」、「外し方がわからない!」とお悩みのことと思います。
そこで、私は新車購入時には必ず「整備解説書」をもらうことにしています。
購入時の値引き交渉でディーラーが「もうこれ以上値引きは無理です!」と言ったら最後に「じゃあ、整備解説書を1冊つけて!」と交渉します。
中古車やいまお持ちの車を改造する場合は各ディーラーに言って、この整備解説書を取り寄せてもらいましょう!(有償)。これさえあれば内張りの剥がし方などかなり詳しく載っています。​

「ドアの内張りを外す」

・ネジや隠しネジを外します。
・周りに固定されている樹脂製のピンをマイナス・ドライバーなどで丁寧に外します。

この時あまり強引にやるとボディーに傷がついたり配線が引きちぎれるので注意しましょう。また、専用工具も安価で売られてるので同時に検討しましょう。

 
   
 

「ビニール・シートは外します」

・ドア1面に雨対策用のビニール・シートが貼ってありますのでこれを剥がします。これはあとで使用しないので、バリバリに破ってかまわないです。
・ビニール・シートを貼ってあったゴム状の粘着材をきれいに取り除きます。
ブレーキクリーナーやシール剥がしスプレーを使うときれいに取れます。

「スピーカーを外します」

・ネジ数個で止まっているだけなので簡単にとれると思います。こちらも配線があるので強引にスピーカーを引っ張らないようにします。

「汚れ・油分をきれいにします」

・アウター・インナーパネルの両方ともきれいに掃除をします。
各種シートを貼る際の粘着力を高めるために重要ですのでしっかり行って下さい。

「吸音シートを貼ります」

・スピーカーホールの中に制振シートの上から吸音シートを貼ります。

「ドア閉開ロッドの保護」

・ドア閉開ロッドに制振シートが付くとまずいので、チューブ等で保護します。
つまりロッドが動作するように保護します。この時できれば、内張りを仮止めして実際に動作するか試します。

「インナーパネルに制振シートを貼る」

・インナーパネルに制振シートを貼っていきます。デッドニング
ダイナマットなどはドライヤーでよく暖めてから、貼るようにしましょう!
一番大きい穴から埋めていきます。足りなくなったらアウターパネルで使用した姓新シートで埋めていきます。
雨対策のためすべての穴を埋めたいところですが、実際は音を聞きながら埋めていくのがよいでしょう。

「内張りに制振シートを貼ります」

・特にスピーカー周りと内張りの中心部など薄いところを中心に張っていきます。
実際にたたいてみながら貼るとよいでしょう。

「元に戻します」

・スピーカーの取り付け(この時点で音がでるか確かめる)
・内張りの取り付け(一度仮止めをしてパワーウィンドウ、ドアロックの動作を確認します)

ドア自体がかなりずっしりと重くなったと思います。
さあ!お気に入りのCDをかけてみて下さい!!
低音も高音もクリアになり、なによりボーカルが目の前にあらわれたように臨場感が増してるはずです!

 

Delica SpaceGear , デッドニング

カスタマイズ履歴

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