高級スピーカーのアップグレード

高級スピーカーのアップグレード

スピーカーの修理及びグレードアップ>

 なぜか昔の悪い虫が騒いできました。きっかけは左のスピーカー端子が径年変化で割れてしまい、ケーブルが接続できません。そこでターミナルだけ購入して付け変えようとしましたが、以外にがっちり付いていたので外せなくあきらめました。ところが、コーンが汚かったり枠がさびてたりしたのでいろいろ見ているうちに、スピーカーを交換したくなりました。

  • 購入したもの


・レゾナンス・チップ・パワー RC-PW ¥5,500
・レゾナンス・チップ・ワールド RC-WD ¥3,000
・FOSTEX 16mmフルレンジスピーカー FF125WK ¥5,090*2
・FOSTEX 16mmスピーカーグリルK312 ¥2,856
・FOSTEX ドーム型ツィーターFT28D ¥7,410

  • インシュレーター


 基本中の基本。かなり値段に幅がありますが、固めの材質であれば高音域、柔らかい材質なら低音域によります。
ここはすでにある硬質ゴムの材質を敷いてみます。ただし、ゴムだとスピーカーが安定しないので意味がない、というご意見もあるようで、ネットを見ているといいのがありました!車のホイールナットです。かなり硬いし、しかもなるべく「点」でささえるほうが振動が伝わらないです。

スピーカ-インシュレター

まさにホイールナットです。昔、使ってていまはもう使わなくなったので基本¥0です。

もちろん、剛性はバッチシ!

スピーカー台

 なかなかでしょ。この小ささが振動を伝えないので、キレのある音になりました。専用の高価な物を購入しなくても、身近にあるもので結構代用できます。硬貨でもいいみたいですよ。

・スピーカーケーブル


 これも値段がピンキリです。でもまあ値段の高いものはやっぱりよく鳴ってくれます。せめてスピーカーを購入した時に付属するケーブルだけはやめましょう。いろいろ試すといいですがお財布と相談です。でも結構音質は変わります。

<付属ケーブルの場合、距離さえ大丈夫なら1本を半分にして、束ねて接続すると少し音質改善が見込めるかもしれません。>

  • ケーブル・インスレーター


 ケーブルを床から浮かすことによって、あらゆる振動から守ることと、どうしても電源ケーブルなどと一緒に這わすので、それらから離すことで電磁的な影響を最小限にするためです。これは効果がありそう!
ということで、これも自作してしまいます。

ケーブルインシュレター

 先日のカースピーカー用のバッフルで作成した時のMDFボードが余っているので、自作しました。まあ、形は適当でいいでしょう。

TVの裏やスピーカー自体の裏にかくれますので。

ケーブルインシュレター

なぜ雪の上かというと、ここのところ関東は大雪に見舞われてます。 ニスを何回か吹きつけます。 200~300番の紙ヤスリで磨いては、再度ニスを塗ります。こういう小さい部品の場合、スプレー式は、ムラがでます! (まあ素人ですから。。)最後に、クリアを吹きつけます。これも2回ほど

ケーブルインシュレター

 っで、これが完成して設置したもの。いままでは無造作に敷き詰めてましたが、電源コードなどからなるべく離してこのように浮かせます。

本当はもっと重いものがいいようですが。。ここにもナットをつけるなり、車用であまった鉛シートを貼るなりしてみようかな。後日の楽しみに!

  • レゾナンス・チューニング・チップ


 上のパワーチップと同メーカーで、それぞれの機器やスピーカーの後ろの壁などに貼り、振動を拡散してくれるというチップです。これも本当かと思うのですが、今回付けてみました。ん。。。一度に変えたからわからん(笑)

裏の貼付面の効力がなくなるので、貼り替えないでくださいとのこと。でも、かなり場所によっては効きすぎるので、実際に耳で試しながらがよいです。
ここに貼りました。

・TVの両脇
・CDプレーヤ
・Blu-rayプレーヤー
・パソコン
・ドアノブ(2カ所)

  • FOSTEX FF125WK
    ミッドレンジスピーカーの交換


 スコーカーとかミッドレンジといわれている中音域のスピーカーです。ネットでいろいろ調べると、最近はスコーカーとして売ってない。というかスピーカー単体では、FOSTEXくらいしか販売してなく、フルレンジのFF125WKを購入。

スピーカー

 まず、既存のミッドレンジとツィーターを外します。 左の解説にあるように、グリルごと本体に埋め込まれてます。 それによって、振動を抑えているとのこと。ミッドレンジは見てのとおり、後部もふさがってます。

スピーカー

 こちらが購入したフルレンジ・スピーカー
先にも記載したように最近は「スコーカー」とか「ミッドレンジ」とかの中音域用がない。

あくまでネットワークで分けるようです。まあ、フルレンジで購入しておけば、老後の楽しみ(?)にスピーカー作りができるかも?!
左が、FF125WK FOSTEX(6Ω)右が外した純正のスピーカー(8Ω)少しくたびれてました。
インピーダンスが少し違うのですが、まあ許容範囲でしょう。

 あとで音を聞いてびっくりしますが、この値段でこの磁石の大きさでやっぱいいい音がでます。

 そのまま取り付けようかと思ったのですが、このサイズでも後ろの磁石サイズが大きく、少し浮いてしまいます。(固定はできますが)

 そこでここでも前回自家用車につかったMDFボードを使って工作します。

スピーカー

スピーカー

 っで、グリルがかなりさびてました。写真では分かりにくいですが、これを一生懸命やすりがけします。 左がやすりがけしてサビを落とした写真。右がやすり前(サビ付き)。ザラザラ感があるので黒く塗装しようと思いましたが、さらに細かい目で磨くとなんとか見るに耐えるのでそのままにします。

スピーカー

 端子もゴールドに交換します。
というか、新しいスピーカーとサイズが合わないので仕方がないのですが、まあせっかくなので交換。印として白いカバーを付け「+」とします。

スピーカー 右が取り付けた写真です。なかなかいい感じですね!これで期待する音がでればいいです!!

スピーカー

 ね、なかなかでしょ! 普通に市販しているのと変わりないくらいきれいにできました。 やすりで削った分、白っぽく見えますが、逆に金属感があってよいです。ただしこのあと、ツィーターを取り付けるのでどうなるかな?

  • FOSTEX FT28D ツィーターの交換


 こちらはいろいろありますが、ミッドレンジのメーカーに合わせて、かつ比較的安価な高域スピーカーにしました。
本当はアッテネターで調整が必要かもしれないが、一度設置してみます。

ツィーター

 既存に入るのはこれしかなかった。つまり、裏の磁石部分が大きくって、このサイズとなりました。 やっぱり、いいスピーカーは磁石部分がかなり大きい。

 よく考えると、自家用車もこれらのスピーカーのほうが安上がりかもしれません。 大手カー用品店などで、国産の有名メーカーがカー専用として販売してますが、ただ取り付けが簡単なようになってるだけです。(ちょっと言い過ぎ?!)

ツィーター

 全体的な感じです。もちろんこのままでは、かなり自作感がでてしまうので、色を塗ります。

雨に濡れることはないので防水はしなくていいかと思います。普通のラッカー(つや消し黒)で塗装します。

ツィーター

実際に塗装したMDFボードに、ツィーターを取り付けていきます。 上のミッドレンジもですが、「接点復活剤」で磨いておきます。 なんとこれが意外に探しまわりました!普通の大型電機店では、言葉すら知らないようです。

ツィーター

 どうでしょう。。これもなかなかですよね? 本来のこのスピーカーは、穴に埋め込むことで、固定し振動を抑えるというもの。 そこからは外れてますがとりあえず木ネジで固定。 当面これで様子をみます。グリルも購入してあるのですが、あまり、意味がないので、今回はヤメました。。サイズ選択ミスもありまして。。

  • 接点の清掃、外装の清掃


 この機会に各接続部分を接点復活剤で清掃し、外装も(木製)ワックスなどできれいにします。

スピーカー自作

 どうでしょうか、なかなかしっくりとできました。まあ、素人なのでよく見ると細かいところで粗がありますが、遠くから見る分には申し分ないです。 3~4時間エージングします。その間に先日の雪で汚れてた車を洗車でもして、部屋もお掃除します。


完成!

 さっ、さっ、部屋も掃除したので、お気に入りの曲をかけてみましょう!

おー!すばらしい!なんと4時間近く、昔の音楽を聞きかじりました。フルレンジのFOSTEX FF125WKがかなりいいですね。
中域の音がきれいにでますので、ボーカルやギターがすごいです。(満足!)

 ここまでくると、またオーディオ魂に火がつきますね!iPod(192kbps mp3)で接続して聞いたのですが、元の音源をもっと高音質のものしないといけないですね。