Rasberry Pi オーディオシステム改

Rasberry Pi オーディオシステム改

 Raspberry Piを使ったハイレゾ・オーディオシステムがまた進化しました。
新しいケースなどがどんどんでますね。

実現できることは、
①以前はどうしても基盤が見えて、埃が問題であった
②オーディオっぽく完全な箱型で、インテリア的にも景観が良い
③SSDが増設できる(増設しなくても可)


Fig1.完成例

こちらが完成品です。「Hi-Res」は自分でシールを貼りました。
下がDACですので、大きさも同じようであたかもオーディオ製品のようです。


Fig2.ケース(Geekworm NASPi 2.5” SATA HDD/SSD NAS ストレージ ケース)

出展 Amazon.comより

 条件としては、電源ボタン④があり電源の制御ができること。よくACアダプター側にスイッチがあるものがありますが、そこにノイズがのったり接点が増えるので、オーディオ音質的にはあまり良くないと思います(個人感想)。

Fif3.キットの内容

出展 Amazon.comより

③のRaspberry Piと⑥のSSDは付属してません。

【Geekworm NASPi V2.0 】
Raspberry Pi4と2.5″SATA HDD/SSDをUSBで構築し、オーディオ センターを構築します。

・構成:金属ケース、X823ストレージ ボード、X-C1 V2.0 アダプター ボード、放熱システム。
・本体:高品質のアルミ合金を採用し、CNC加工法で表面アルマイト処理を行った金属ケース。
・X823ボード: 2.5” SATA HDD/SSD のインターフェース付き、Pi4ブート可能。
・X-C1 V2.0: Pi 4 の各IFをケースの裏面に調整、電源スイッチ+安全なシャットダウン+Auto ON機能。
・放熱システム:金属ブラケット付きのPWMファン、CPU 温度に応じて回転速度は調整可能(スクリプ
トは必須)。
・SSD/HDD:厚さの9.8mm以下の2.5インチSSD/HDDをサポート。
・電源要件:5Vdc +/-5% , ≥3A (Type-C ポート)、5V 4AのCタイプ。
・更新情報① :X823 ボードのポゴピンを介してPi 4に給電、もとの2pinワイヤーは不要になります。
・更新情報② :Auto NO、PWMファン制御のジャンプを追加しました。
・スイッチ機能:オン/ON、1-2秒押し リブート/Reboot、3秒押し 電源断/shut down
 上記操作 スクリプト(script)のダウンロードやインストールは必要、8秒押し 強制電源断

WiFi干渉問題:メーカーテストによると、2.4G WIFI APは使用可能ですが、金属ケースがWiFiへの干渉程度はラズベリーパイによって異なりますので、イーサネットまたは5G APをお勧めします。

Fig4.完成写真と各説明

出展 Amazon.comより

完成した写真と各名称となります。
取付ビデオはこちらとなりますので参考にしてください。

今回160GBのSSDが余っていたのでこちらを使用。まずはx823に固定します。これが一番最初となります。

SSDを装着した基盤を裏返して、Rasberry Pi を固定します。
この時にケーブルを先に這わせてから固定します。

Rasberry Pi 上の青いヒートシンクは以前購入したものですが、あとから載せるファンの基盤があたりますので注意してください。

Rasberry Pi の上にファンを載せるのですが、これが金属筐体がゆえに結構な騒音がします。

写真では見にくいですが、間にゴム製のワッシャーをかましており、これで少しは音が静かになりました。

こちらがRasberry Pi のUSB端子をケース外側に出したり、ファンを制御する基盤兼、POWERスイッチです。

これをRasberry Pi に差して、固定します。

X-C1を固定し決戦した状態です。
これでファンを制御もでき、右手間のスイッチでON/OFFができます。

そしてケースに入れるのですが、若干ですが、静音スポンジを入れます。

高熱で燃えないか心配ですので、ここは各自ご判断してください。

こちらが完成品です。ケースに固定する前に動作確認をしてください。

ファンを制御するには、下記を参照ください。


【ファン制御のスクリプト作成】

基本的にはGeekworm wikiに記載のとおりで問題ないかと思います。

・Tera Termなどで、VolumioのアドレスにSSHログインします。

ホストにVolumioのアドレスを入力して「OK」を押し、続けて「接続」を選択します。
するとユーザー名とパスフレーズを聞かれますが、基本はvolumioです。

・SSHでログインしたら、上記リンクのコマンドを順次実行します。