北アルプスの玄関口、上高地に腰をすえる焼岳(2,455m)は、乗鞍火山帯で唯一の活火山で、山頂からわずかに白い蒸気を見せる鐘状火山(トロイデ)です。
噴火の歴史に残っている初めは天正13年(1585)、大正4年(1915)の大爆発で、1日で梓川を大正池に変えてしまった。最近は昭和37年(1962)で、今度は泥流で大正池を埋め、浅い幅広の川のように変えてしまった。頂上には溶岩円頂丘には珍しい噴火口があり、池になっている。
2023年8月6~7日 二泊三日(前泊)
毎年恒例の夏の山行ですが、今年は念願の日本百名山の焼岳です。山仲間より強い要望もあり、日帰りもできますが、ゆっくり前泊・山小屋泊にしました。
やっぱり山小屋に泊まると日の出や星が撮影できるかと期待しましたが、夜中は雨が土砂降りでゆっくり寝れました。
コース概要
新中の湯登山口までは、タクシーがお勧めです。同じ場所に降りるなら自家用車でも行けますが、駐車場はあまり広くないようです。またバスも出てますが、途中の釜トンネル付近で下りることになるので、かなりの車道を歩くことになります。
タクシー&駐車場:梓駐車場(沢渡入口すぐ左)にタクシー会社が常駐しています。
活動時間:約10時間(1泊)
高低差 :登り915m、下り1,015m
カロリー:4,098kcal
距離 :9.4km
コース | 1日目:前泊⇒沢渡駐車場⇒タクシー⇒新中の湯登山口(7:00)⇒焼岳(北峰)(11:20)⇒休憩(13:24)⇒中尾峠(14:06)⇒焼岳小屋(14:30) 2日目:焼岳小屋(7:00) ⇒ 焼岳上高地登山口(9:00) ⇒上高地バスセンター(9:40) |
コース地図 | |